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病気のはなし

リニューアルした心臓血管外科のご紹介

2024年5月

部長 佐賀 俊文

皆さんこんにちは。私は昨年8月より関東中央病院に赴任しました心臓血管外科の佐賀俊文と申します。当科は2023年3月、前任医師の退職に伴い、一時診療科を休診と致しましたが、昨年8月より心機一転、診療を再開しております。

皆さんは『心臓血管外科』にどのようなイメージを持たれるでしょうか。「かっこいい」「テレビドラマで見た」「病院の花形」といった派手で華やかなイメージを時たま抱かれる一方、「多忙」「医者が怖そう」「細かい手術が多く疲れそう」などネガティブな印象もよく言われることがあります。
 実際は華やかなことは一切なく、緊急手術から術後の集中治療室での術後治療で、半日から1日の予定が急に変わってしまうなんて事もしばしばです。どちらかというとネガティブなイメージの方が正しいかもしれません。ちょっとしたミスが患者さんの命に直結する場面も多々あるため、スタッフにもシビアに対応せざるを得ない時も当然あります。私も研修医時代から今まで、常に優しい心臓血管外科医師にはほとんど出会ったことがありません。一見穏やかでも手術中や患者さんの治療方針を決定するカンファレンスでは、人が変わったかのように厳しい表情に様変わりします。そのような仕事現場を嫌厭する時代の風潮なのか、心臓血管外科の志望者は減少の一途を辿っています。私の20歳以上年上の、昔の上司が医学部を卒業した頃は、卒業生100人のうち10人が心臓血管外科を志していたそうですが、最近の調査では国家試験合格者9432人中、志望者は37人と惨憺たる状況です。心臓血管外科は一人前になるのも、他の診療科よりも時間がかかり、途中で診療科を変えてしまう医師も各診療科の中でトップと言われています。私の周りでも、内科開業、美容外科など先輩後輩合わせて多くの医師が道半ばで心臓血管外科を去って行きました。こう書いていると、自分でもマイナス面が多い職場だなあ、とつい思ってしまいましたが、それでも大きな手術を患者さんが乗り越えることができた時や、非常に生命の危険が高い患者さんが緊急手術後に集中治療室で目を覚ました時などは、素直にこの仕事を頑張ってきてよかったと思える瞬間です。喜びを手術室や集中治療室のスタッフと分かち合い、次に繋げることを続けています。

心拍動下冠動脈バイパス術後

急性大動脈解離StanfordA型の手術後

昨年8月に赴任後、9月から手術を開始し、順調に手術数が増加しています。手術の数が増えることは、その施設の成長に不可欠です。私が赴任する前と比べて、心臓大動脈の手術は4倍以上のペースで増加しており、手術後も良好な経過を辿っています。私も一外科医として、自分の技術、経験、知識は、患者の皆様に胸を張って安心して命を預けていただけるものと自負しております。日本人は他の外国諸国と比較し、心血管関連の病気の罹患率は高くないと言われています。それでももしこれを読まれている皆様が心臓や血管の手術が必要と医師に告げられた時には、関東中央病院心臓血管外科にもご相談ください。
4月から新しい仲間(心臓血管外科医師一名、診療看護師一名)も増えました。地域の皆様に安心してもらえるよう、昼夜問わず緊急手術も受けております。今後とも関東中央病院、心臓血管外科をどうぞよろしくお願い致します。

手術実績

リニューアルした心臓血管外科のご紹介

詳しくはこちらの診療科にて

心臓血管外科

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