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患者さまへ

外科 消化器・一般外科

当院は、世田谷区内唯一の公的病院、東京西南部の中核病院・地域医療支援病院として、高度の医療機能を発揮することが求められています。 当科では、手術をはじめとした外科的治療が必要な全ての患者さまに、水準の高い医療、お一人一人に寄り添ったきめ細やかな医療を提供すべくスタッフ一同、一丸となっております。

副院長・外科部長 高田 厚
資格

日本外科学会指導医・専門医
日本消化器外科学会指導医・専門医
消化器がん外科治療認定医
臨床研修指導医
身体障害者福祉法指定医
医師緩和ケア研修会修了
がんリハビリテーション研修会修了
日本救急医学会ICLSインストラクター

外科概要

診療体制

診療スタッフ7名(部長1名、医長4名、医員2名)およびシニアレジデント5名、非常勤医師2名の14名で診療にあたっています。当科では、全ての患者さんについて、シームレスな医療、継続的な医療を実践すべく、スタッフ全員で情報を共有しております。クリニックからのご紹介や救急診療に対しては24時間オンコール体制により迅速に対応しております。なお、平日の午後に新たに以下の専門外来を開設しました。

  • 毎週 月~金   14:00 肛門・ヘルニア外来
  • 毎週 木     14:00 腸閉塞外来
  • 第一・第三 金  9:00 肥満・減量外科外来

*腸閉塞外来、肥満減量外科外来の診療内容の詳細はリンクをご覧頂ければ幸いです。

治療方針

消化器のがんでは、早期がんから高度進行がんまで、それぞれのステージに対応した適切な治療方針を立てるべく、スタッフのみならず看護師、薬剤師も交えた他職種のカンファレンスを定期的に開催して診療レベルの維持に努めています。

当院は、2022年4月に東京都がん診療連携拠点病院に認定され、がんに対する診療体制を、一層強化いたしました。キャンサーボードの開催、がん患者相談支援センターの設置、がん看護相談、薬剤師外来、がんリハビリテーション、管理栄養士による栄養指導、がんサロンの開催、緩和ケアチームによるサポート体制の強化等、多職種が力を合わせて、がんの患者さまを支援する体制を整えています。

退院後には、手術後のフォローアップや術後補助療法のみならず、在宅訪問診療、訪問看護のご紹介、がん患者様の就労支援などさまざまの面から患者様の健康的な生活をサポートしてまいります。

また、虫垂炎、ヘルニア、胆石症といった良性疾患にも迅速に対応しており、地域のクリニックの先生方からも高い評価を頂いております。地域の医師会、自治体とも十分な協力体制を構築したうえで、今後も区民の皆様が安心して暮らせるための外科診療を提供いたします。

専門外来

専門外来
肥満・減量外科外来

高度肥満症に対する外科手術を行っています。
内科的治療を行っても十分な改善がみられない高度肥満症患者さんは、当外来にてご相談ください。

腸閉塞外来

お腹の手術を受けた患者様で、腸が互い癒着することによる腸閉塞症状(腹痛、嘔吐など)を繰り返している方が対象です。腹腔鏡手術による癒着の剥離により症状を予防できる可能性があります。
4月より、毎週、木曜日に開設予定です。気軽にご相談ください。

治療手技・手術・検査

消化器がんに対する定型手術から拡大・縮小手術まで、進行度に応じた手術を施行しております。遠隔転移を有する高度進行がんに対しても、集学的治療、高度先進医療を導入し、あきらめることなく継続的な診療を行うことで良好な治療成績が得られていると自負しております。近年は、患者さまの負担を軽減するために、腹腔鏡手術を中心とした低侵襲手術に取り組んでいますが、当院で行う腹腔鏡下手術の技量は、全国の主要施設と遜色ありません。

膵切除、肝切除等の高侵襲手術においては、術前に十分な議論、検討を重ね、スタッフ間で手技を統一することにより、過去10年以上、重篤な合併症や長期入院を経験しておりません。

胆石症、虫垂炎など良性疾患に対する手術はほぼ全例を腹腔鏡下に行っており、大腸がんに対しても8割以上の方に対して腹腔鏡を用いた傷の小さい手術を行っております。大腸がん手術後の平均的な入院期間は10日間前後です。

外科では4月より、下部内視鏡(大腸内視鏡)検査を強化し、一週間に3日間(月、木、金)の検査日を設けました。下血や便秘などの症状を有する患者様に対して、お待たせすることなく迅速な検査が可能です。上記の曜日には、お食事を召し上がらずに午前中に来院して頂ければ、当日の検査が可能な場合もあります。外科外来にご来院のうえでお気軽にご相談ください。

原発不明のがんや、早期発見の難しいがんに対しても、連携施設のご協力のもとに最新のPET-CT検査を迅速に行うことにより、高い正診率を得ております。

なお、大変申し訳ありませんが、当院には15歳以下の患者様が入院可能な病床がございません。小児外科対応の必要な患者様には、近隣の専門施設の受診をご案内しております。

取り扱う主な疾患

  1. 消化器の癌(胃癌、大腸癌、食道癌、膵癌、胆道癌、肝癌など)
  2. 肺癌
  3. 胆石症
  4. 鼠径ヘルニア、痔疾、虫垂炎

担当医紹介

医長 叶多 寿史
専門・得意分野 肥満・減量外科
資格 日本外科学会専門医
日本大腸肛門病学会専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本乳癌検診マンモグラフィ読影認定医
身体障害者指定医
医師緩和ケア研修会修了

医長 小林 敦夫
資格 日本内視鏡外科学会技術認定取得者
日本外科学会専門医
日本消化器外科学会指導医・専門医
消化器がん外科治療認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
東京都認定難病指定医
身体障害者指定医
医師緩和ケア研修会修了

医長 藤代 雅巳
資格 日本外科学会専門医
日本消化器外科学会専門医
消化器がん外科治療認定医
身体障害者指定医
東京都認定難病指定医
医師緩和ケア研修会修了

医長 高橋 佳久
資格 日本外科学会専門医
日本消化器外科学会専門医
消化器がん外科治療認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
身体障害者指定医
東京都認定難病指定医
医師緩和ケア研修会修了

医員 中村 公彦
資格 日本外科学会専門医
日本消化器外科学会専門医
消化器がん外科治療認定医
身体障害者指定医
東京都認定難病指定医
医師緩和ケア研修会修了
ALTA四段階注射法講習会修了
日本循環器病学会ACLS Experienced Provider
Certificate of da Vinci System Training as a FirstAssistant(ロボット手術 助手)

外科医員 小林 恭子
資格 日本外科学会専門医

治療手技・手術

消化器癌に対する定型手術から拡大・縮小手術まで、原疾患の進行度に応じた手術を施行しています。
腹腔鏡手術は、胆石症の他、早期および準早期の胃癌、大腸癌にも積極的に行っており、好結果をもたらしています。
その他、ヘルニア、痔疾患なども広く取り扱っています。

その他

外科では手術を行うほかに、上部内視鏡(胃内視鏡)、下部内視鏡(大腸内視鏡)検査、注腸検査なども行っています。

上部内視鏡は毎週月・金曜日の午前、下部内視鏡は月・火・金の午後、注腸検査は金曜午前に行っています。詳しくは外科外来でお尋ね下さい。
消化器外科の専門外来は特に設けてありませんが、曜日に関係なく受診していただいて結構です。
毎日専門医が外来を担当しています。

小学生以下の小児外科対象患者さまは受け入れが困難なため、専門医療機関を受診下さるようお願いします。

手術予定になった患者さんに関しては、毎週定期的に催されている術前検討会で、外科全員で詳しく治療方針や手術方法が検討され、個々の患者さんに最善と思われる治療戦略を立て、その方針をインフォームドコンセントという形で患者さんとご家族に説明するようにしています。

また、週末にはその週の患者さん全員を総括し、患者さんの状態や治療方針を確認するカンファレンスが行われています。さらに、患者さんの病態によっては、多職種(看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士など)が参加する合同カンファレンスが随時開催され、個々の患者さんの病状の改善に努めています。
患者さんが、安心して治療に専念できるような環境作りに、外科一丸となって努力しています。

リンク

NCD

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