経皮的動脈形成術(PTA)
どんな部屋(場所)で受ける治療なのか・・・
シネアンギオ室(カテーテル室)でおこないます。
どんな人に必要な治療なのか・・・
動脈が狭くなったり、完全につまっている血管を広げる治療法です。
(透析患者さんのシャントや下肢動脈、鎖骨下動脈など)
どんなことをする治療なのか・・・
- シース(カテーテルを出し入れする管)が挿入されるまでは心臓カテーテル検査と同じです。心臓カテーテル検査の項目をご参照ください。
- カテーテルを狭くなっている血管の近くまで進めます。
- このカテーテルから血管に造影剤を注入し形状を見てガイドワイヤーという細い線を病変部位に通過させます。
- それに沿ってバルーンカテーテル(風船のついたカテーテル)を病変部位に進めて、そこで風船を広げて血管を押し広げます。場合によってはステント(金属の網)で内側から補強します。
※足の潰瘍など重症なケースでは、足の先まで広げます。