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切らずに治す肝臓がん

ラジオ波焼灼療法とは〜消化器内科での肝臓がんの治療

  • 針のみを使うのでお腹を切りません
  • 基本的に90%以上で腫瘍の縮小あるいは消失が期待できます

ラジオ波焼灼療法(ラジオ波)は、腫瘍に穿刺した針を通して高周波を発生し、熱により腫瘍を死滅させる治療法です。治療対象となるのは主にC型肝炎やB型肝炎感染をベースにした肝硬変の患者さんに発生した原発性肝細胞癌ですが、当院では転移性肝癌に対しても積極的に適応を広げています。

現在転移性肝癌に対する治療の第一選択は外科的切除ですが、癌の広がりや、患者さまの年齢、希望により切除が行えない患者さんも多数いらっしゃいます。そういった患者さまに対する治療法は今まで化学療法(抗がん剤治療)以外存在しませんでした。

化学療法の成績は年々向上しているものの、ほとんどの化学療法の成績は、癌が多少小さくなったものも含めて有効率は20-40%程度です。

ラジオ波治療では基本的に90%以上で腫瘍の縮小あるいは消失が期待できるため、ラジオ波治療を中心に化学療法などを組み合わせることで更なる生命予後の向上が望めるものと思われます。

肝癌に対する治療を希望される方や、セカンドオピニオンとして話を聞いてみたいという患者さんやご家族の方がいらっしゃいましたらお気軽にご連絡ください。

御来院の際には簡単な紹介状をお持ちいただけると幸いです(紹介状が難しい場合には必ずしも必要としません)。

ラジオ波焼灼療法の特徴

  1. 経験豊富(東大時代を含めると約400症例)な術者による治療。
  2. 肝機能温存を目指した治療。
  3. 優れた治療成績。
  4. 低い合併症率。
  5. 多くの学会発表や、論文発表。
  6. 高齢者に対する豊富な治療経験。
  7. 転移性肝癌に対する積極的な治療。

ラジオ波焼灼療法の治療内容

肝細胞癌症例。
80歳男性、S6に3.7cmの肝細胞癌

実際の治療方法は超音波(エコー)で観察しながら癌に針を刺し、針につながれた機械のスイッチを入れると針先から3cmの範囲に熱(70度程度)が伝わり癌を死滅させるというものです。

3cm程度の癌であれば12分間で、2cm以内の癌ではわずか6分ほどで治療は完了します。


腹部超音波を行いつつ患者さんの肝臓にラジオ波の針を挿入したところ

ラジオ波の機械


ラジオ波焼灼療法の治療成績

当院における肝細胞癌患者さん(ラジオ波の他にエタノール注入療法、マイクロウェーブ凝固療法を受けた患者さんを含む)154名の治療後生存率は
[1年 87%] [3年 65%] [5年 51%]
となっています。

これは外科切除の成績に匹敵し、患者さんの多くが外科的切除不能な肝機能不良例、癌の多発例、高齢者であることを考慮すると非常に優れた成績であると自負しています。


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